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坪尻駅の不思議
ところで、面白いことを書き忘れていたので追記しておく。
 坪尻にて踏み切りを渡り、スイッチバック引込み線沿いに行いけば左側の谷には川が流れていると書いた。踏み切りをまっすぐいくと廃屋があり、そのそばに滝が見えるとも書いた。だが、そのまま行っても川には遭遇しないのである。はて?面妖な。
 後に 国土地理院の地図(リンク)を見て仰天。実はこの鮎苦谷川、坪尻駅の平行部分は地下のトンネルというか、導水管を通っているのであった。しかもトンネルは2箇所あって、池田側トンネル(鉄道のトンネルね)の手前でまた導水トンネルに入り、線路の下をくぐっているのである。私が見た川はほんの百数十メートル見えている部分の一部だったわけだ。廃屋のそばで撮った滝の写真、あれはじつは上流側の導水トンネルの出口あたりなのだ。撮っている私の足の下を川は流れていたのである。たぶん。
 調べてみると、坪尻は駅になるまえは列車交換のための信号場として作られたのだが、その際に作る場所がなく、川の流れを変えて、さらに川を埋め立ててつくったのだということであった。いやー、ご苦労な話です。
 でだ、改めて「秘境駅へ行こう」の坪尻の項を見てみてば・・・・ちゃんとこのへんのことも記載されているではないか。お恥ずかしい。ぜんぜん記憶にありませんでした。
 しかし、こうなるとその出口を是非見たいと思うのだが、見た人いませんかね。

 

 

【2012/02/17 17:42 】 | | 有り難いご意見(0)
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