野辺山発 11:53 佐久広瀬着12:08
乗ってきた列車が小諸方面へ去ってゆく。相変わらずの小雨模様。
小海線唯一の秘境駅である。
小淵沢方向。小さい待合室。しかし、あまり秘境駅の待合室っぽくはない。待合室の大きさに対して屋根がやけに大きい。
水色が結構なアクセントになっている。 広さは幅2.5m奥行き1.5mくらいか。狭い。この座布団がすごいね。地元の方が作られたのだろうが、ベンチ全面に渡る一枚物である。「広瀬長寿会」という方々がこの駅の面倒を見ていてくださるらしい。写真は掲載しないが、窓の上部にはJRからの感謝状が、何枚も額に入れられて飾られているのだ。
ホーム横、駅入り口または待合室に至る道。「道」というか「あぜ道」である。写真の先のほう、ホームのはずれあたりまではアスファルトの道があり、車も来れるのだが、その先はこの道である。砂利道ですらない。うーむ。
写真、右の谷間にむかって千曲川が流れている。日本一長い川の上流なのだ。
目を転ずれば、それなりに建築物があるが、写っているのはみな、農作業小屋や農業施設である。実は写真のずっと左の方向に住宅が一軒あった。遠目で見ただけだが、あまり年数がたった家には見えなかった。比較的最近建てられたようである。
集落は、この農業施設の先、丘(?)を越えて1km弱くらいのところにあるらしい。
ホーム側面。嵩上げされている。最後のスロープを無くしてしまったのはなぜなんだろう。しょうもない疑問ではあるが、やっぱり切符の回収の問題ですかね。
少し離れて高い所から。ちょうど13:35の小淵沢行が到着。いまさらながらおもちゃのような駅(待合室)である。
このあと、小淵沢に戻り中央線で帰るか、小諸から信濃鉄道-信越本線で帰るか、悩んだのでありますが、
後者を選択した。14:06、小諸行にてこの駅を後にした。ハイブリット列車だった。