先を急ぐ。
家地川へ向かう車中から見たのはこんな風景である。
どうです、降りてみたくなるでしょう?
右に見える川は四万十川。
18:41着。
デジカメの感度補正によって明るく写っているが、実際はもっと暗い。
ホームの端に道路に下りる階段がある。
こんな階段である。どうなんてんだ?この駅は。
下から。なんというか、垂直にちかい斜面にへばりついているようである。
国宝の投入堂のようじゃないですか。あっちは階段もないけど。
しかし、投入堂はオーバーにしてもすごいね。
別角度。なぜか駅の入り口付近のみ、歩道が車道より高くなっている。
思い切り増感。橋をわたると国道361号線。国道にそって家があるようだ。
明かりをみれば十数軒くらいだろうか。写真右奥のほうにある三角屋根がトイレ。駅から数十メートル離れている。実際はぼぼ真っ暗闇。なにも見えないので、トイレまでは行ったが橋は渡ってみなかった。
ところで、階段を下りたところの歩道の手すりにこんな看板が。
ホビー館とはなんぞや?このとき私は知らなかったのだが、あとで調べてみると、ホビー館とは海洋堂ホビー館といい、フィギアで有名な海洋堂の展示館なのであった。7月9日にオープンしたばかりだったのだ。廃校になった打井川小学校を使って作ったそうである。行けばよかった、ってこの時間はすでに閉館時間を過ぎていた。
宇和島駅で撮ったものである。「海洋堂ホビートレイン」。私の乗る列車が出発するのとほぼ入れ替わりぐらいに入線したので、ひどい写真になってしまったが、こんなキャラクター列車も作られていたのだ。一両編成でも列車というのか知らないが。宇和島で見たときはなんじゃ、こりゃ?状態。
この列車も開館にあわせて7月9日から走っているとのこと。
ちなみにホビー館は開館80日ほどにして入場者5万人を達成した。
こんな辺鄙な場所なのにすごいことである。この9月1日はまだ開館50日目くらいだったわけだ。ああ、行けばよかった。くどいね、どうも。
待合室である。家地川とにたような作り。というか、屋根とベンチがあるだけだからなぁ。当たり前か。
秘境駅と言われているわけでもないようだが、面白い駅でありました。19:23にて窪川へむかう。本日のお泊りは窪川駅近くの旅館。私の他には歩きお遍路の方が一人。今日は30キロくらい歩いたと言っておられた。
私は無理だ。列車にしておく。