駅内部。細長いがかなり広い。右側の出入り口がホーム側。清掃が行き届いている。正面の壁には駅ノートが入ったビニールケースがぶら下げられている。
掲示板には旅人たちのメッセージ(らくがき?)が直書きされている。
反対側。こっちにも掲示板がある。寝心地のよさげな長いす。幾多の人々がここで駅寝していったことであろうか。駅寝のメッカのような駅と聞いております。が、しかし・・・
これである。簡潔にして強い意志を感じる張り紙である。赤の体言止めが力強い。「禁止します」などというあまっちょろい文章ではないのだ。
実際、泊まる方にも、問題のあるふるまいをする連中がいるのも確かなのだが・・。私はこの迫力に負けて?ここで宿泊するのを断念した。
(ところで、なんとなくこちかめの五所川原組長を連想して、一人にやりとしてしまったことは、内緒ではない)
駅舎内から日本海を見る。
長いすで寝転んで眺めていると気持ちいいと言いたいが、寝転ぶとよく見えない。
高いところから。
遠くに小さな漁港が見える。
ホームのベンチの前にある二本の丸太の上には、「夕焼け暦」「夕焼け時計」という日時計と夕焼けの方向を示す円盤が設置されていた。
こんなやつ。
「夕焼け暦」があるように、日本海といえば夕日である。
写真を撮り、駅ノートを読んだりしているうちに日が沈みかけてきた。
生憎、雲の状態がよろしくなく、いまいちな写真しか撮れなかったが一応掲載。
さらに暮れてきて、18:57にて深浦へ向かった。この日の宿は深浦の旅館。
温泉旅館のようなものじゃありません。
いまさらであるが、驫木駅に泊まっとけばよかったなぁ。しかし、五所川原組長怖いしなぁ。
深浦着は19:12。 テレビもないし、イーモバイルも繋がらぬ。飯風呂寝る。あしたの予定は未定である。