前日は深浦の某旅館に宿泊した。いわゆる商人宿であろう。客は他にはいなかった。前日、驫木駅から深浦の観光協会に電話して教えてもらった宿のうちの一つだったのだが、田舎の小さな港町ゆえ、ホテルなどというものは駅周辺には無く、小さな旅館が数軒あるだけのようだった。この旅館、間口は狭いが意外に奥が深く、ちょっと複雑なつくりで、けっこうボロく、(畳にはガムテープで補修されているところがあったり)気に入ったのであるが、あまり客がいないのか、テレビは押入れに突っ込まれていた。おそらく地デジ対応できなかったんでしょうなぁ。どうせテレビなんか見ないからどうでもいいんだが。問題は宿賃でなのだ。意外に高いです。1泊2食+ビール1本、消費税込み 9500円也。げげげ、である。私の予想は高くても7000円であった。朝からきついぜ。最初に聞いておかなかった私が悪いのだが、入り口を見た瞬間、こりゃ安宿だなぁと思い込んでしまったのである。修行が足りんね。反省。
と愚痴をこぼしたところで旅は続くのだ。
7:47 深浦 7:53 広戸 隣の駅。驫木方向へ戻る。広戸から驫木も2駅である。
深浦方向。小さい待合室。右側のフェンスの先が海。このフェンスのせいでほとんど海が見えない。
この有様ですから。こちらは驫木方向。
景観はともかく、静かそうだが、実はちがう。待合室横1メートルで国道である。さらに、そばにある工場がやかましい。たぶんこの駅が日本一国道までちかい駅であろう。w
待合室内部。奥の扉の向こうはトイレ。
間口は狭いが奥行きは思いのほか深い。うなぎの寝床型。
見よ、ここも五所川原組の縄張りである。
隣にはワンマンカーの乗り方の説明がある。よく読むように。て、半分しか写ってない・・・。
全景。悪くない。が、おしい。このフェンス、取れないのだろうか。取れないんだろうなぁ、理由無く取り付けるわけもなし。
9:54発 弘前行き。これに乗って来たコースを戻ることにした。なにしろ能代方面へ回ろうとすれば、広戸発12:00で深浦、さらに深浦発が13:34までないのだよ。
このあと旅は羽越本線に向かうのだ。