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8月7日(3) 五能線 驫木駅(2)

todoroki7.JPG 駅内部。細長いがかなり広い。右側の出入り口がホーム側。清掃が行き届いている。正面の壁には駅ノートが入ったビニールケースがぶら下げられている。
掲示板には旅人たちのメッセージ(らくがき?)が直書きされている。


todoroki8.JPG 反対側。こっちにも掲示板がある。寝心地のよさげな長いす。幾多の人々がここで駅寝していったことであろうか。駅寝のメッカのような駅と聞いております。が、しかし・・・



todoroki17.JPG これである。簡潔にして強い意志を感じる張り紙である。赤の体言止めが力強い。「禁止します」などというあまっちょろい文章ではないのだ。
実際、泊まる方にも、問題のあるふるまいをする連中がいるのも確かなのだが・・。私はこの迫力に負けて?ここで宿泊するのを断念した。

(ところで、なんとなくこちかめの五所川原組長を連想して、一人にやりとしてしまったことは、内緒ではない)

todoroki13.JPG 駅舎内から日本海を見る。
長いすで寝転んで眺めていると気持ちいいと言いたいが、寝転ぶとよく見えない。




todoroki14.JPG 
 高いところから。
遠くに小さな漁港が見える。

ホームのベンチの前にある二本の丸太の上には、「夕焼け暦」「夕焼け時計」という日時計と夕焼けの方向を示す円盤が設置されていた。


todoroki12.JPG
 こんなやつ。





todoroki15.JPG 「夕焼け暦」があるように、日本海といえば夕日である。
写真を撮り、駅ノートを読んだりしているうちに日が沈みかけてきた。

生憎、雲の状態がよろしくなく、いまいちな写真しか撮れなかったが一応掲載。


todoroki16.JPG  さらに暮れてきて、18:57にて深浦へ向かった。この日の宿は深浦の旅館。
 温泉旅館のようなものじゃありません。
 
 いまさらであるが、驫木駅に泊まっとけばよかったなぁ。しかし、五所川原組長怖いしなぁ。




深浦着は19:12。 テレビもないし、イーモバイルも繋がらぬ。飯風呂寝る。あしたの予定は未定である。

 
【2011/10/04 23:42 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月7日(2) 五能線 驫木駅
鯉川を10:48に乗車し、とりあえずさらに北へゆく。今回の旅では五能線、驫木駅は目的の一つであったのだが、五能線は列車が極端に少ない。奥羽線との分岐、東能代から再び奥羽線と接続する川辺駅まで、直通する気車は7時台の普通と9時台、12時台、15時台の3本の全車指定快速「リゾートしらかみ」しかないのである。別に直通でなくたっていいのだが、鯉川を出た時点で、リゾートしらかみを使わないとすれば、東能代16:28、深浦で乗り継いで驫木着、19:38しかない。東能代には、11:11に着いてしまうが、それから16時まで7時間強もある。こりゃあんまりではないですか。ということで時刻表とにらめっこ。
 結局この後は、
鯉川          大館  11:59
大館 12:13    弘前  12:56
弘前 13:10    驫木  15:30
と、川辺駅から五能線に入るコース。やけにすんなり。(爆) こんなこともあるもんだ。気車はだいぶ込んでいた。なぜならばこの日はねぶたの最終日だったのだ。東北は観光シーズン真っ最中であった。五能線に入っても、五所川原まではあまり空席はなかった。

todoroki1.JPG  下車した気車が深浦方面へ去ってゆく。ここは驫木、超人気駅。といっても私しかいない。

 驫木である。フォントが小さいと読めません。でかくしても読めないが。これで「とどろき」と読む。馬が3匹。日本の駅名では一番画数の多い漢字だということだ。日本で一番ということは世界でも一番と思われる。(ほんとか?)

todoroki3.JPG 
昭和27年3月と 入り口の上に留められた建物財産票に記されていた。
駅舎の左に見える白い家は、1軒だけある民家だが、空き家である。空き家ではあるが、手入れはされているとみえ、荒れているような雰囲気はまるでない。


todoroki5.JPG 反対側から。階段があるが、何のためにあるのか、解らない。
 驫木というのは、集落の名前なのだが、駅は集落のはずれのはずれ、といった位置にある。なんでかねえ?謎が多いな。


todoroki4.JPG 駅前。手前左にある階段の先に白い空き家があり、写真を撮っている私の背後は道路である。駅前すぐのところに国道が通っていたのだが、近年、バイパス工事があったそうで、こっちの道は交通量がほとんどないらしい。とはいえバイパスもわずかに遠くなっただけで、車の音は聞こえてくる。


todoroki9.JPG 
 風雪に耐えて60年。





todoroki6.JPG
 白いガードレールが道路。ガードレールの上方に黒っぽい柵が見えるが、これがバイパス。ちょっと駅から遠くなった。(w)


眠いので、驫木駅その2へ続く。

 
【2011/10/04 01:42 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月7日 奥羽本線 鯉川駅
2日目になった。
7:00 大張野発。 7:19 秋田着。大張野から秋田までたったの19分。人口30万を超える秋田市から3つ目にして秘境駅と呼ばれる駅があるわけだ。
7:50 秋田発   8:35 鯉川着。

鯉川駅は八郎潟のすぐ横にある。もっとも八郎潟がもうないのだから”あった”というべきか。しかしそれでは鯉川駅が無くなってしまったようではないか。困った。別に困ることも無いか。写真を見ればあることはわかる。w

koikawa1.JPG 写真中央の黒い建築物が待合室。ここも4年ほど前に改築されたそうだ。
窓が凝っている。大きさを考えなければ美術館です、といわれても信じそうである。待合室入り口は白い 『 型の通路の右にある。
待合室からホームに向かってコンクリートの通路が作られているが、必要性がいまいち、よくわからない。



koikawa2.JPG 右が秋田方面行きホーム。左は青森方面。跨線橋で渡る。写真を拡大してみてもらえばわかるとおもうが、秋田側ホーム、跨線橋上り口の横に通路がある。この駅はこちらのホームも外に出られるのだ。地元のひとはこの駅を通路に使っているようだ。その通路の先には畜産施設があった。



koikawa3.JPG 待合室を駅前広場?から。待合室の向こうにサイロ(でいいのか?)みたいなものが見える。待合室の入り口通路の向こうには秋田側ホーム上の待合室がみえる。しかし、この入り口通路も、必要性があるのだろうか。
入り口通路は待合室の幅と同じ長さだが、待合室の幅が2メートルくらいしかないのだ。と、ここまで書いて思い当たった。多分雪対策ですな。



koikawa5.JPG
 待合室内部。きれいだ。窓からの光が床に落ちて、四つの正方形が面白い。ここでしばらくぼーっとしていて、待合室の外へ出ようとしたらホームのほうか来た人と鉢合わせしそうになった。先方も一瞬驚いたようだが、こっちはもっと驚いた。ホームには誰もいないはずだったから。この人は向こうの畜産施設のほうから来たのであった。そこでこの駅が通路になっているのだな、と理解した次第。
待合室の広さは置いてあるベンチから推してもわかるだろう。



koikawa6.JPG ホーム上の待合室。なかなかいい感じ。こちらはだいぶ古そうである。
古いが、中はこちらも清掃が行き届いていてきれいであった。






koikawa8.JPG 秋田方向を見る。








koikawa9.JPG 青森方向。上の写真右側の杉林はこの写真の左側の林に繋がっていくわけだが、この駅を中心に全長2キロほどもある鉄道防雪林だそうである。立派です。






koikawa10.JPG 駅前をまっすく西へ歩くとすぐ、民家が1軒ある。それを通り過ぎると道は突き当たって右に下っていくが、その突き当たりで撮った風景。駅からは100メートルあるかないか。
だだっぴろい、八郎潟干拓地。わずかに残る水面は干拓地をぐるっと囲む水路。もとの八郎潟の外周部分だと思われる。



こんな風景を眺めていたら列車に乗り遅れそうになってしまった。
10:48 大館行き。 

次の予定はまだ決まっていなかったが、結局、次は有名な驫木駅となりました。

 
【2011/09/24 00:35 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月6日(3) 奥羽本線 大張野駅
 なぜか昨日書いた記事が消えてしまった・・・何か操作を間違えたか。orzって感じだが、気を取り直して書き直し。

 北大石田駅に着いたとき、新庄のホテルの予約を取ろうとしたのだが、なぜかどこも満員。しょうがねえ、ネットカフェのお世話になるか、と調べたところ、駅近に1軒あったのでそこをねぐらに決めて新庄へ戻った。

 新庄着 18:48 とっぷりと暮れている。
 ネット喫茶は概ね6時間パック料金で2000円前後が普通だと思うが、店によっては入会金を取るところもあり、6時間を越えたりすると計2800円くらいになってしまうこともある。だから、入店はなるべく遅いほうがいいのだが、とりあえず店の確認に行ってみた。新庄駅東口、駐車場端の通路を通り、国道13号に出て左折、あと5分も歩けばあるはずだったのだが、10分歩いてもそれらしい店が見当たらなかった。見落としたかと、注意しながら戻ったがそれでも見つからない・・・つぶれちゃったのか?しょうがないので、駅に戻り方策を考えることにした。調べてみると駅から2キロほどのところにも1軒あったので、ここにしようかと思いかけたのだが、時刻表を見ているうちに気が変わってしまった。性分というやつでしょうか。

             「ええい、大張野まで行ってしまえ!」

そんなことで 新庄発 20:19 大張野着 22:34

obarino1.JPG 大張野駅ホーム。ホームの待合室の光が明るい。ホーム側の線路が在来線、右側の線路は秋田新幹線のものだ。在来線と新幹線ではレール幅が違うので、区間によってはこのように在来線(狭軌)と新幹線(標準軌)が平行して敷設されるケースがある。かつては、3本レールをならべて両方に対応したこともあったが、現在は無くなったらしい
跨線橋を渡って、写真右側の階段の横に待合室がある。


obarino3.JPG 待合室の改札側。(改札はないが)







obarino5.JPG 5年ほど前までは、貨車を改造して作られたなかなか雰囲気のよろしい待合室だったそうだが、現在はここも近代建築である。写真、階段の前は月極駐車場になっていたが、時刻のせいか、車は1台も無かった。
 写真左のほうには民家が1軒あり、自販機もあったが、折からの節電志向のせいなのか、夜は電源が切られているのであった。もっとも節電志向に関係なく、夜電源を入れておいても無駄なのだろう。
 りっぱな待合室だがトイレは付いてない。同じく写真左の方に小さい駐輪場があり、その脇に工事現場仮設用のトイレが置かれていた。 

 私が到着したあと、この駅を通る列車は3本あった。
22:57   普通湯沢行  
23:50頃 新幹線秋田行
23:57   普通秋田行 

obarino14.JPG 新幹線の通過はかなり驚かされた。ホームにいたのだが、風圧のせいで虫どもを刺激したのか、通過の後虫の数が2,3倍にもなり、ホームの待合室はとても入る気になれない状態になった。別に新幹線に驚いたわけじゃないw。23:57は当然最終である。これに乗って秋田までいけばネットカフェくらいあるだろうと思いもしたのだが、明るい時のこの駅を見たいと思い、この列車を見送ってしまった。待合室の電気は1:00に消灯した。しかしホームは煌々としていて、ここが消灯したのは朝の6:00であった。
写真は待合室内部。虫も少なくそれなりに快適。




そして朝。ちょっと周囲の散歩をしてみた。駅前には少し斜め左方向へ上っていく坂道と左方向へ伸びている道があった。

obarino15.JPG 坂道を少し登り、駅を見る。この坂を上っていくと2軒ほど住宅があった。
駅前から右に伸びている道は少し歩いてみたが、近所には家は見当たらなかった。






obarino16.JPG 朝の駅風景。 obarino8.JPG
 







obarino10.JPGobarino17.JPG 左、秋田方向から新幹線こまち

 右、大曲方向。ホームはかなり長い

このあと7:00の列車でこの駅を離れた。列車の写真はない。撮ろうとしたらバッテリー切れなのであった。
交換している間もなく、おそまつさま。
つぎはーーこいかわーー
 
【2011/09/17 16:33 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月6日(2) 奥羽本線 北大石田駅 
 実は前回の豊原駅の回、あとで気が付いたら、文章が「だ、である」体になっていた。それまでは「です、ます」体だったのだが。直すのも面倒なのでそのままにしておくことにした。ついでにこれ以降、全部これで行こうと思う。よろしく。(w) というか、こっちのほうがなんとなく楽なのだ。

で、豊原の次がなぜか奥羽本線 北大石田。経路は

豊原     9:53     10:40  郡山    東北本線
郡山    11:06     11:54  福島
福島    12:00     12:33  白石
白石    12:37     13:26  仙台
仙台    13:41     14:25  小牛田   陸羽東線
小牛田   14:37     17:18  新庄
新庄    17:21     17:37  北大石田 奥羽本線
北大石田 18:41     18:48  新庄
である。

 この経路のうち、東北本線には 東白石駅、陸羽東線には堺田駅と、二つ秘境駅とされている駅があったのだが、今回はパスした。(じつは堺田駅のことは忘れていた。後悔。)そもそも豊原のあと、どのルートを通るか、何も事前には決めていなかったのだ。奥羽線、板谷駅や峠駅に行くコースも考えていたのだが、まだ
鳴子温泉から先に乗車したことがなかった陸羽東線を通ることにした。こんな調子なので、降りるべき駅を忘れてしまうことも「やぶさかではない」、と開き直るしかない。

kogota.jpg  
  小牛田駅。「こごた」と読む。陸羽東線の始発駅。陸羽東線の別名は
 「奥の細道 ゆけむりライン」である。名前のとおり、温泉が多い。気車にも
 そいう絵が描かれている。キハ112というジーゼル車。2両編成。

 



naruko1.JPG 鳴子温泉駅にて。
 リゾート列車 「リゾートみのり」人気列車だそうである。






kitaoisida1.JPG 北大石田駅。新庄方向。
 ログハウス風待合室。

 フェンスの向こう側には立派な駐輪場と駐車場、トレイがある。
 あまり秘境駅という雰囲気はない。
 


kitaoisida2.JPG 
 山形方面。線路はひたすら真っ直ぐである。ここを新幹線が通過するところを見たかったのだが、残念ながら私が滞在した約80分の間、一本も通らなかった。山形新幹線も山形以北は本数がだいぶ減る。







kitaoisida10.JPG 
 ホームからの西側風景。ホームは高台にあるというより、回りの水田が低いところにあるというほうが実感であった。


 


kitaoisida4.JPG
 東側風景。並んでいる橋脚は高速道路のものだろうか。 橋脚の向こうに国道が見える。上の写真といい、なんとなく爽快な感じがするかもしれないが、実はくそ暑いのであった。

   





kitaoisida5.JPG 
 待合室はこんな風になっている。






kitaoisida7.JPG   kitaoisida8.JPG
 待合室は幅3.5m 奥行き1.6mくらいか。きれいに清掃されていた。椅子はとても具合がよさそうだ。
 節電。







kitaoisida6.JPG ホーム横の踏み切りから。右方向には家が数軒あるが、そのまま500mもいけば集落の中心に至る。左方向は800mくらいで国道に出るようだ。国道沿いにも店舗や集落があり、この駅はちょうど集落と集落の間にあるのだ。この踏み切りも車の通行は結構あった。





このあと、私は新庄に戻り、この日は新庄泊まりのつもりであった。あったのだが・・・そうは問屋が卸さなかった。

つづく。




 
【2011/09/11 23:13 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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