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8月9日(3) 羽越本線 女鹿駅(2)

mega8.JPG 待合室内部。内部は広い。ほぼ正方形に近く、3.6m四方というところか。
 右隅、窓の上に駅ノートがぶら下がっている。黒板には張り紙の他、チョークで注意事項が書かれている。それなりにきれいだ。あまり人のこない駅の場合、汚れはほとんど虫の死骸だが、見当たらなかった。
 しかし・・・昼から蚊がけっこういるねえ。
 雪対策の塩カル剤と思われる袋やゆきかきシャベルが備えられている。


mega9.JPG 
反対側。ブロックむき出し。ひどい落書きがあったと見え、ペンキで消されている。椅子もぼろいがちゃんと補修されているのがうれしい。






mega20.JPG
 はい。なにも言いません。







mega10.JPG 待合室入り口側から。左側、ブロックの塀のようなやつ、トイレだったものだ。
ご覧のように使えない。
 手前側に小便所、小さい仕切りの向こうがわが大便所だったと思う。小便器が付いていたと思われる壁面には、小便器がついていた跡が残っていた。
ということで、現在この駅にトイレはないよ。要注意。誰に向かって注意してんだか。

 
mega11.JPG              mega12.JPG               







駅に至る道。左のような道が延々と続くのかと思うと、ほんの100メートルもいくと国道7号線に出る。


mega13.JPGmega14.JPG 






 国道7号線。ぜんぜん秘境じゃないね。この写真はサイズが小さいので見えないなかもしれないが、国道の看板からそばに鳥海温泉郷があるのがわかる。写真は秋田方向である。
 右側、国道から女鹿駅への入り口。申し訳程度のような、だが、風情があるといえばそう見えないこともない看板がある。


mega16.JPGmega15.JPG







国道からは海が見える。駅入り口の交差点(?)から少し酒田方面に歩くと陸橋がある。「女鹿高架橋」となっている。

mega17.JPG  その高架橋から女鹿駅がこのように見える。
 ここはたぶんマニアの撮影ポイントの一つなんだろうと思う。






mega18.JPG この陸橋へはちょっとした登り坂であって、汗をふきふき、水など飲んで一服していると
長--い貨物列車が酒田方向(写真手前)から入ってきて駅に停車した。列車交換かと思って構えると、青い列車がやってきた。12:57 秋田発 新潟行 特急いなほ10号だ。
 わたしゃ鉄じゃないので、まったくの偶然に撮れた写真である。


 




自分にしちゃそこそこの写真が撮れたところで、駅に戻り、次の酒田行きは、と、明朝6:14、ワンマンね、って待てるか。まだ15時だ。歩くしかないですな。隣の吹浦駅には、16:35酒田行が止まるのでそれに乗るべく、
くそ暑い中、日陰もろくにない国道を、重いリユックを担いで俺は行く。止めてくれるな、泊めてくれ。泊まるにゃ日が高すぎる。鉄道営業距離なら3.6キロだ。軽い軽い。道間違えなけりゃな。(爆)

mega19.JPG 結局 80分も歩いてたどり着いた吹浦駅。道間違えるほうがどうかしてますな、旧道いけば一本道だったのだ。なにしろ国道の案内板で、酒田と書いてる方向に向かって歩いただけというのが間違いの元であった。
 しかし、ぎりぎり列車に間に合い、終わりよければすべてよし。だが、今日の宿が決まってない。昨日のネットカフェはさすがに2泊は無理目。酒田のホテルも空きがなく、ままよと向かったのは余目駅。駅前に結構な旅館がありました。朝食付き5000円。遅かったから夕飯は無理ね、で、旅館の前のラーメン屋でチャーハン大盛り食って大満足。私は安上がりに出来てる。

つづく。
 





 
【2011/10/29 15:53 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月9日(2) 羽越本線 女鹿駅
mega1.JPG この写真は、8月9日、酒田発 5:48で折渡へ向かう列車の中から撮ったものだ。ここでこのドアが開いてくれればなぁ、と思えども、無情に列車は通過していった。

 折渡から秋田へ向かったあと、秋田からまた酒田へ戻ると言うバカバカしいがよく寝れるコースをたどり、再びこの女鹿駅に戻り、下車したのは13:03であった。
 折渡 7:59  8:32  秋田
 秋田 9:51  11:39 酒田
 酒田 12:39 13:03 女鹿   とほほのほ。



mega2.JPG 
 女鹿駅のホーム端の踏み切りから秋田方向を見る。
 ホームに雑草や笹が押し寄せている。
 ここも元信号場の列車交換駅である。足されたホームは桂根と同じ方式だ。




mega4.JPG 
 お約束写真。しかし「めが」、ローマ字で書けばMegaであるといまさら気づかされた。
Megaといえば10の6乗、デカイの代名詞みたいなものだが、(もっとも今時はギガだの、テラだの氾濫し、メガの地位もだいぶ落ちた)このような場で表示されると、いかほどの大きさも感じられないのであった。
 しかし、女鹿 めが Mega なんかシュールじゃないですか。お前だけだってか。ま、私も若干、無理振りという気がしないわけでもない。 w



mega7.JPG 
 ホーム横の水銀灯。蔦に絡まれ姿が消えそうである。
 こりゃあんまりじゃないの、と思っていたのだが、ちょうど私がこの駅を去るころにJRの保線の方々が数人来て、雑草の刈り取り作業をして行った。 

作業のあとどうなったかは、すでにホームから離れていたので見ていない。






mega5.JPG
 ホーム端の踏み切り。拡大してみていただければわかると思うが向こう側の電柱に「早目出場 左右確認」と書かれている。信号場時代の作業員への注意と思われる。



mega6.JPG
 電車通過。12:12秋田発 酒田行。当駅通過は13:34頃。通過であって、
もちろん止まらない。





mega3.JPG
 待合室。 女鹿信号場 と書かれていたようだが後ろ三文字は消されている。
 なかなかのたたづまい。
 
 佳境だが、(w)続きは次回。 眠い。




  





 
【2011/10/28 00:42 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月9日 羽越本線 折渡駅
 女鹿駅は近くて遠い駅である。もしくはカフカの「城」のような駅である、とはさすがに言いすぎだが、この日酒田のネットカフェを早朝に出て、酒田駅から折渡駅に向かったのは女鹿に止まる列車が無いからだ。そもそもこの羽越線の秋田-酒田間には3つ、秘境駅とされている駅がある。前回の桂根、そしてこの折渡、さらに女鹿駅だが、どれも止まる列車の本数が極端に少ないため、1日でこれらを巡ることは不可能ではないが、実行すると楽しめないことは疑いない。折渡に止まるが桂根には止まらないとか、気がむいた方には時刻表を眺めていただきたいところだが、正直、「どうにもなりませんな、こりゃ」である。前日桂根駅訪問は果たしたので、この日は丸1日かけて秋田-酒田間、たった100キロ程度の間にある女鹿駅と折渡駅を訪問することとなった。

5:48 酒田     7:10折渡


oriwatari1.JPG ホーム。板張り。前日の桂根によく似ている。もともとあったホームに木張りでホームを延長。ここも元は信号場だったそうである。

 写真左、柵に重なって見にくいが駅舎である。で、左に見える小さい屋根の建物が「第二待合室」だ。秘境駅に第二待合室。もっとも第二待合室は私が勝手にそう書いているだけで、どこにもそんな看板はない。


oriwatari2.JPG 朝日をバックに第一待合室。トイレ完備。







oriwatari5.JPG 待合室内部。どうだ、この清潔感は。
 駅ノートもありますよ。時計は約30分遅れている。というか止まってるのか。(爆)それはさておき、ほんとに清掃が行き届いている。





oriwatari4.JPG 同じく第一待合室、別角度。水道と流しまで設置されている。鏡まで置かれている。すごすぎる。こんな秘境駅があっていいのか!(なぜ力む?)
 窓の向こうに見えるのが第二待合室である。





oriwatari6.JPG 第一待合室遠景。どうよ?







d84a5bde.JPG 第二待合室は踏み切りの向こうにある。
 第一待合室は手前側。






oriwatari7.JPG 第二待合室内部。こちらも超清潔。時計も正常。
 なにゆえ秘境駅と認定されてしまうような駅にこのような待合室があるのであろうか。
どう考えてもJRがこの待合室を作ったとは思えない。1日上下合わせて8本しか止まらない駅になぜ?一間二間くらいの小さい待合室ではあるが、これでも100-200万くらいはかかると思う。
 これはやはり、地元の方々が自腹で建設されたものではないだろうか。
これほどに地元に愛される駅は稀も稀。またしても「すごすぎる」である。
 以上は私の想像または妄想でありまして、根拠はありません。
そのへんの事情に詳しい方がおられましたら是非ご教授いただきたく思う次第であります。

oriwatari10.JPG 駅の時刻表。桂根より1本多い。







oriwatari9.JPG ホーム。桂根とはちがって、ここは増設部分の基礎は枕木で作られている。この造形美、どうでしょう?






oriwatari11.JPG 秋田行き。これに乗ってどこへ行く?寝不足なので秋田まで行ってしまった。
電車は(というか、列車は)よく寝れる。ここで時刻表をどうこねくり回しても、結果は同じ、なにしろ女鹿駅にいく列車は酒田発、12:39しかないのだ。

 7:59 折渡  8:32 秋田。
この駅には50分弱しか居られなかったのだ。しかし是非もう一度訪れたい駅となった。必ずや。









 



 
 
【2011/10/24 21:41 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月8日 (2) 羽越本線 桂根駅
 広戸をから乗車したあとは、芸もなく同じコースを戻ることになった。なぜならば、どうしてもこの機会に羽越線女鹿駅を訪れたかったためである。
 
 広戸 9:54    弘前 12:15
 弘前 12:49   大館 13:34
 大館 14:03   秋田 15:52
 秋田 16:30   桂根 16:51

女鹿駅と言いつつ桂根駅である。実はこの時刻では、上り(秋田から酒田方向)で女鹿駅に停車する列車は、もう一本もないのだ。さすがの秘境駅ランキング50位以内である。それゆえ、この日は桂根から酒田へ向かい、明日酒田から女鹿駅に至ることにしたのである。

katurane1.JPG 桂根駅。 大張野駅と同じく、この駅も秋田から3駅目であるが、所要時間はさらに短く秋田からたったの10分程度だ。
 写真は酒田方向。もともとは手前アスファルト部分までしかホームが無かったらしい。かなり短い。電車が止まるようになって伸張されたようである。
 
 

katurane6.JPG
 その増設された部分のホームはと言えば、建設用仮設鋼管と木材を組み合わせt物である。この駅はもともとが信号場(列車のすれ違いのために設置される施設)であったのが、駅に昇格したものだそうである。



katurane2.JPG  秋田方向。写真右側、アスファルト舗装で車返しが作られている。しかし、下車してから乗車するまでの間、車は1台も来なかった。





katurane3.JPG  駅前風景。ホームがあり、アスファルトの道を挟んでプレハブ小屋がある。
このプレハブが待合室らしい。
らしい、である。




katurane4.JPG そのプレハブ。拡大していただければわかるが、入り口横の看板には「町内待合所」と書かれている。駅の待合所とはかかれていない。そもそも立地からしてJRの敷地とは思えない。おそらく地元の町内会などが設置したものであろう。小屋の後ろに家が見えるが、実は松の防砂林だか防風林だかの向こう側にはそこそこな集落があるのだ。そういう意味ではあまり秘境駅っぽくないのだが、次の写真。

katurane9.JPG 
 どうだ、文句があるか。恐れ入りましたの、1日3往復半だけ。
 秘境駅の中でも上位ランクである。




katurane5.JPG 待合室?内部。きれいに掃除されていた。






katurane7.JPG 西側ホームのすぐ向こうには、国道7号線が走っている。交通量はかなりある。国道番号1桁台だし。やはりあまり秘境っぽくはないですな。

写真のコンクリートは以前あったJRの倉庫だか物置だかの跡らしい。
その隅、草が切れているところに国道へ下る階段がある。この駅内も地元の人は通路として使っているようである。老人が1人、この階段を下って行った。

katurane8.JPG 酒田行き電車。
 私が乗ったのはこの次のやつ。この日は酒田泊りだが、早くついてもやることない。なにしろ深浦での予定外の出費のため、当夜は例によってネットカフェである。
 桂根 18:52  酒田 20時37分。
 夜は長い。

















 
【2011/10/19 15:25 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
8月8日 五能線 広戸
前日は深浦の某旅館に宿泊した。いわゆる商人宿であろう。客は他にはいなかった。前日、驫木駅から深浦の観光協会に電話して教えてもらった宿のうちの一つだったのだが、田舎の小さな港町ゆえ、ホテルなどというものは駅周辺には無く、小さな旅館が数軒あるだけのようだった。この旅館、間口は狭いが意外に奥が深く、ちょっと複雑なつくりで、けっこうボロく、(畳にはガムテープで補修されているところがあったり)気に入ったのであるが、あまり客がいないのか、テレビは押入れに突っ込まれていた。おそらく地デジ対応できなかったんでしょうなぁ。どうせテレビなんか見ないからどうでもいいんだが。問題は宿賃でなのだ。意外に高いです。1泊2食+ビール1本、消費税込み 9500円也。げげげ、である。私の予想は高くても7000円であった。朝からきついぜ。最初に聞いておかなかった私が悪いのだが、入り口を見た瞬間、こりゃ安宿だなぁと思い込んでしまったのである。修行が足りんね。反省。
 と愚痴をこぼしたところで旅は続くのだ。
7:47 深浦    7:53 広戸  隣の駅。驫木方向へ戻る。広戸から驫木も2駅である。 

hiroto1.JPG 深浦方向。小さい待合室。右側のフェンスの先が海。このフェンスのせいでほとんど海が見えない。






hiroto2.JPG
 この有様ですから。こちらは驫木方向。






hiroto4.JPG 景観はともかく、静かそうだが、実はちがう。待合室横1メートルで国道である。さらに、そばにある工場がやかましい。たぶんこの駅が日本一国道までちかい駅であろう。w 





hiroto5.JPG
 待合室内部。奥の扉の向こうはトイレ。
間口は狭いが奥行きは思いのほか深い。うなぎの寝床型。









hiroto7.JPG 見よ、ここも五所川原組の縄張りである。
 隣にはワンマンカーの乗り方の説明がある。よく読むように。て、半分しか写ってない・・・。





hiroto8.JPG 全景。悪くない。が、おしい。このフェンス、取れないのだろうか。取れないんだろうなぁ、理由無く取り付けるわけもなし。






hiroto9.JPG 9:54発 弘前行き。これに乗って来たコースを戻ることにした。なにしろ能代方面へ回ろうとすれば、広戸発12:00で深浦、さらに深浦発が13:34までないのだよ。





このあと旅は羽越本線に向かうのだ。



【2011/10/13 08:13 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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